5~6月に咲く白い花が印象的な人気の樹木です。
花は真ん中の緑色の部分で、25~30個の小花が球状に集まって咲きます。
その基部に4枚の白い総苞片が付き、大きな純白の花のように見えます。
秋には丸い果実が赤く熟します。
日あたりを好みますが、耐寒性に富み半日陰でも育ちます。
株立の美しい樹形なので、シンボルツリーとして単植することが多いです。
生長はやや早く剪定にも耐えますが、放任しても自然に美しい樹形に育ちます。剪定する場合は、込み合った枝を間引くようにして通風と採光を促し、出来るだけ自然樹形に近い形に仕上げます。
病害虫の被害もほとんど心配いりません。総苞片がピンクの品種や葉に斑が入る品種もあります。
(ミズキ科ミズキ属 落葉高木)